DXエンジニアの将来性とは
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Zenken株式会社が運営しています。
- AIの進化でエンジニアは不要になるとも言われている一方、課題解決ができるIT人材の不足により、DXエンジニアの需要は増加している。
- 社会に必要とされるDXエンジニアは、顕在課題だけでなく本質的な課題解決を行うことができる人材である。
- 株式会社ラキールでは、新卒・未経験からDXエンジニアとしてのキャリアを切り拓ける。
DXエンジニアが
必要とされている理由
企業のDXを推進するDXエンジニアは、IT人材が不足している日本において今後も需要が高まるとされています。
日本のDX推進における課題とDXエンジニアが必要とされる背景や理由についてまとめました。
2025年、DXの遅れが
年間最大12兆円の経済損失を生む
経済産業省が2018年に発表した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」(※1)によると、既存システムの複雑化・老朽化・ブラックボックス化が足枷となっていることが問題視されています。
これらの既存システムが残存した場合、2025年までに予想されるIT人材の引退やサポート終了等による経済損失は、最大12兆円/年(現在の約3倍)にのぼる可能性が示唆されています。
さらに2022年に発表されたDXレポート(※2)より、デジタル投資のうち約8割が既存ビジネスの維持・運営を占めている状況だとわかりました。DX推進に取り組む重要性は広がる一方で、各社の取り組みが活性化していない状況です。
2030年にはIT人材が
79万人も不足する
経済産業省の「IT人材需給に関する調査」(※)によると、今後2030年までにIT人材は最高79万人、最低でも16万人不足すると予測されています。
社内にシステムに精通した人やマネジメントできる人材が不足しており、システムベンダー企業に経験・知見を含めて頼らざるを得ないのが現状です。
しかしDX推進で大切なことは、現状の業務プロセスや企業課題を理解し、将来あるべきビジョンを描き、どのようにシステムと連携するかを論理的に考えること。そのため、システムベンダー企業とはシステム構築面だけでなく、根本的な企業課題から協調して取り組む必要があります。
(※)参照元:(PDF)経済産業省「IT人材需給に関する調査(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)
技術の進歩によりエンジニアやプログラマーは不要となる可能性も
IT人材の不足が叫ばれる一方で、ノーコード・ローコードツールやAIなど技術がさらに進歩することによって、エンジニアやプログラマーの仕事はなくなる可能性があるといわれています。
例えば、ノーコード・ローコードツールの進歩によって高度なシステム構築が可能となれば、エンジニアでなくともシステムを構築することができるようになります。またAIの普及によって、高度なプログラミングの自動生成が可能となり、コーディングだけを行うプログラマーは不要となってしまうかもしれません。
世の中で必要とされ続けるDXエンジニアの在り方とは
企業のDXを推進するDXエンジニアは今後も需要が高まるのでしょうか。
本当に必要とされるDXエンジニアとはどのような人材なのか。
エンジニア未経験者や新卒からでも「DXエンジニア」へのキャリアを見据え、挑戦を続けられる株式会社ラキールの採用責任者に、世の中に求められるDXエンジニア像を伺いました。

植村 琢磨さん
「明日の日常を創り出す」というパーパスのもと、デジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」をはじめとしたプロダクトサービスやプロフェッショナルサービスで、企業のDXを総合支援する株式会社ラキール。
システム開発、コンサルティングなど、エンジニアとして企業のDX支援を一貫して経験することができます。
Q:世の中に必要とされる
DXエンジニア像を教えてください。
ITエンジニアとしてのスキルだけでなく、世の中の流れや経験、必要なスキルを身につけ、そして学び続けることができる。
そして培った技術力で本質的な課題解決を行うことができる人材が真の「DXエンジニア」であると考えています。
以下に企業の変革を見据え、現在のラキールを作り上げた代表取締役や役員の声を紹介します。
Q:ラキールにおけるDXエンジニアの魅力を教えてください。
IT技術の進歩によってエンジニアやプログラマーが不要になるかもしれないと言われていますが、ラキールのDXエンジニアは、それらに置き換えることが出来ない高度なスキルを持った人材です。
例えば、当社の主力製品である「LaKeel DX」は、ソフトウェアを機能単位で部品化し、部品を組みあわせることでシステムを構築します。
一度開発されたソフトウェア部品は、技術的資産として蓄積され、日を追うごとにその数は増えていきます。
企業の課題に最適なシステムを構築するには、個々の課題に最適な部品を開発し組み合わせる必要があります。「LaKeel DX」ではローコードはもちろん、AIも活用し、ビジネス部門のユーザーが簡単に必要な業務システムが作れる世界を目指していますが、ひとつひとつの部品はマーケットや顧客業務の理解の結晶であり、高度なITスキルとビジネススキルの両方が求められます。
つまり、顧客の課題に最適な部品を開発することや、誰もがローコードやAIの技術を活用できるプラットフォームを創るためには、DXエンジニアの存在は必要不可欠です。
また、当社は「LaKeel DX」を共通プラットフォームとして広く採用いただくことで、開発・蓄積されたソフトウェア部品を、自社内で再利用、グループ会社間での展開、企業間で販売できる環境を構築しています。
IT投資効率の最大化とソフトウェア部品販売による新たなビジネスモデルの実現を可能にする「LaKeel DXエコノミー」を構築し、「ソフトウェア部品産業」という新たな市場の創出を目指しています。


これにより、多くの企業が抱えるIT課題にパラダイムシフトをおこし、DXを加速させ、企業価値を向上させることができます。
「LaKeel DXエコノミー」による「ソフトウェア部品産業」の創出は、高度なITスキルとビジネススキルの両方を持つ「DXエンジニア」にしか実現できない未来であると考えています。
ラキールの「DXエンジニア」は、IT技術の進化がめまぐるしい中で、常に社会から求められる存在になることができるだけでなく、「ソフトウェア部品産業」という新たな市場の創出に携わり、IT業界にパラダイムシフトを起こす一翼を担う存在となれることが魅力だと考えています。
代表取締役社長:久保 努氏
1988年に株式会社エイ・エス・ティに入社し、IT業界でのキャリアをスタート。メインフレームでのシステム開発から始まり、プロジェクトマネジメント、インドでのオフショア開発、中国ビジネスの立ち上げまで多岐にわたりエンジニアとしてのキャリアを歩みました。
独立後に企業の買収を重ねて事業を拡大してきましたが、成功の要因はビジネスのアイデアが出てきたらすぐに行動し続けてきたから。それが今の「LaKeel DX」誕生の源泉となっています。
20年ほど前に「LaKeel DX」につながるアイデアを思いついてから、環境が変わっても10人程度の開発チームは絶対になくさずに、いつかは実現してやろうと考えて技術研究だけは続けてきました。情熱を持って取り組み続けていれば、必ずチャンスは訪れます。
執行役員:増本 泰幸氏
(プロダクトサービス本部 プロダクト開発ユニット長)
IT業界に入って約20年になります。
最初のキャリアはパッケージアプリケーションの開発エンジニアでした。その後、機会に恵まれて、共通基盤開発、ミドルウェア・インフラ運用などのエンジニアリング、開発ラボの運営やプロジェクトマネジメントなどの多様な経験を積むことができました。
結果として、アプリケーションアーキテクトを主軸としてシステム構築全体を見渡せるT型スキルを身に着けることができたと自負しています。
私のキャリア形成のポイントは、まずは開発エンジニアとしての専門性をとことん追求し、またその時々に求められる新しい役割を責任感をもって全うしようとしたことで、スキルの深さと幅広さをバランスよく強化できたことにあると考えています。
また関連分野の継続的な学習も重要で、今でも経営陣の末席として組織開発やマーケティングなどの未経験分野の学習に取り組んでいます。
DXエンジニアには、T型やπ型の技術スキルだけでなく、非技術部門としっかりコミュニケーションを取り、ビジネスの要望を把握して技術解決策をビジネス価値に変える能力が必要です。
また、様々なプロジェクトで主体的に業務に取り組み実践的な経験を積み上げることや、継続的な学習を通じて多面的な視点を身につけていく学習意欲も重要です。
ラキールには、大きく製品開発、DXコンサル、プロフェッショナルサービス部門があり、上記のすべてを実地で経験することができます。高い専門性をもった先輩社員、成長意欲の強い若手社員が多数在籍しており、皆さんと切磋琢磨することを楽しみに待っています。
難しい仕事ばかりですが、挑戦する意欲のある皆さんからの応募を心よりお待ちしています。

現状に満足せず、変化し続けられる企業が変革を生む
株式会社ラキールが考える、真のDXエンジニア像を紹介しました。DXエンジニアは一朝一夕で目指せるものではなく、常に目の前の課題に向き合い続けることで徐々に切り拓ける道です。
新卒・未経験からDXエンジニアを目指して挑戦したいなら、ぜひラキールでキャリアを切り拓きませんか?

DXエンジニアの道を切り拓くなら
ラキールは、未経験での入社でも4ヶ月間のブートキャンプ研修でプログラミング技術の習得を徹底支援しています。
研修後の配属先では、現状に満足することなくチャレンジし続ける人材に活躍の機会を提供。難易度の高い課題を解決できる人材に成長できるよう育成に力を入れています。
DXエンジニアとしてのキャリアを切り拓きたいと考える人は、ぜひ採用情報をご覧ください。